ウユニ塩湖の星空と朝日



〜夕日と月と星空と朝日と風邪〜

遭難から帰ってきた日の朝から体調が悪くなって一日中寝込んでいた。体調が悪くなると一気に高山病の症状が出てくる。咳と鼻水が止まらず喉が痛い。というかもはや高山病なのか風邪なのかなんなのかよくわからない。とりあえず大量に水を飲んで、りえさんからイソジンとのど飴をもらって、あきおさんからコロンビア産ののどぬーるスプレーをもらってしのいだ。色々なものをもらいまくって申し訳なかった。

次の日、あきおさんとさゆりさんとりえさんに誘われてリベンジすることになった。昼間の鏡と夕日を見るツアー、昼1時から夜8時。これくらいなら体調が多少悪くても別にいいかと思い軽い気持ちでツアーに参加した。みんなはさらにその後夜1時から朝8時までのツアーに参加して星と朝日を見ようとしていたが体力の限界だったため辞めようと思った。

鏡張りと夕日は何度見ても綺麗だった。もう初日に見たものは忘れた。

ウユニ塩湖の夕日

ウユニ塩湖の夕日

ウユニ塩湖の夕日

ウユニ塩湖の夕日

ウユニ塩湖の夕日

帰ってきて、部屋でりえさんとさゆりさんと話をしていた。なんか知らないけど自分の個人的な話を聞いてもらっていた。風邪を引いて喉と鼻を思いっきりやられているのにもかかわらず、話しをとめなかった。二人とも色々と質問してきてくれたのでどんどんと話した。色んなことを考えた。

そしてそのまま、、、夜のツアーに行くことにした。多少体調が心配になったけれど、ウユニの月と星空と朝日を見れるなら別に多少体が壊れてもいいと思った。

月が綺麗過ぎる。

ウユニ塩湖の月

ウユニ塩湖の月

星空も綺麗過ぎる。満天の星空と天の川が良く見える。こんなの日本では絶対に見れない。

ウユニ塩湖の星空

ただ、当たり前だけど、遭難した日と同じように、夜は寒い。車の中で休みたいけれど、この景色は二度と見れないと思うと、外に出ざるを得なかった。綺麗過ぎる。すごすぎる。こんな景色あるんだな。

あきおさんは色々な写真を撮っていた。みんなでトリックアートみたいなものを作った。すげぇ。この写真すごすぎる。寒くて死にそうだったけど、楽しかった。あきおさんは写真をとりながらもみんなを気遣ってくれ足元が冷えないように椅子に座ってと言った。この人のホスピタリティーはなんなんんだ?????というか何でこんなすごい写真が取れるんだ?っていうかこの人は何者なんだ?????

ウユニ塩湖のトリックアート

ウユニ塩湖のトリックアート

朝日が昇った。

ウユニ塩湖の朝日

ウユニ塩湖の朝日

ウユニ塩湖の朝日

ウユニ塩湖の朝日

ウユニ塩湖の朝日

朝日が昇りしばらくしてから宿に戻った。帰りは車体の上に乗って景色を眺めながら帰ったが、風が強くて寒くてあまりよく景色を見れなかった。でも、唯一フラミンゴの大群を見ることが出来た。

もう、何時間寝てないかわからない。でもテンションは高かった。体調が悪いはずなのに元気だった。喉が痛くて色んな人からもらった薬を使って凌いだ。

・・ウユニメンバーは最高だった。バックパッカーだから嫌いだとか、軽い人だから嫌いだとかっていう「〜〜だから嫌い」って辞めようと思った。ここの人たちと一緒にウユニを見れたのは幸せだった。もう、あまり色々と考えて言葉にするのは辞めようと思った。ボリビアに来る前の自分が考えていたことに対して猛省を促した。

宿から帰った後のことは覚えていない。確か、りえさんとさゆりさんを駅に見送りに行って、もう一回新しいメンバーと昼間の鏡と夕日を見に行って、あとは寝ていた。喉が痛くて何度も夜に起きたりした。それ以外覚えていない。いつのまにかあきおさんと新しいメンバーはラパスに向かっていた。

みなさんありがとうございました。

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